政府は、長崎県などが申請したカジノを含む統合型リゾート=IRの整備計画について、認定しないと発表しました。
長崎県は去年、ハウステンボスにカジノを含むIRを整備する計画を提出していました。
これに対し、国土交通省は27日、確実な資金調達を裏付ける根拠が十分でない。依存症など、カジノによる有害な影響を排除できる根拠が十分でないとして、計画を認定しないと発表しました。
資金調達に関する書類の宛先が本来提出すべき相手とは異なる宛先になっていたほか、出資元の多くが投資会社などでカジノの収益が依存症対策などに使われるか懸念があるとしています。
計画ではIRの年間の売り上げを2716億円と見込み、年度の開業を目指すとしていました。
[テレ朝news]